拝啓・手紙です/天野祐吉・文 辻本洋太朗・絵/福音館書店 たくさんのふしぎ傑作集/1988年
「一筆啓上 火の用心 お仙な泣かすな 馬肥やせ」は、短い手紙の代名詞。
もっと短いのが「?」。ビクトル・ユーゴーが小説「レ・ミゼラブル」の売れ行きを出版社に問い合わせた手紙。出版社からの返事は「!」
切手のことから、郵便制度のこと、手紙の形式のことまで。
四千年前に、学校にかよっていた男の子が、ガールフレンドにあてた手紙も。当時文字はどうして覚えたのでしょうか。教育制度はあったのでしょうか。それとも上流階級の子かな?
手紙は人と人をつなぎます。
作者は「人間は手紙を書きつづけるだろう」といいますが、年賀状などをのぞけば、自分のことを考えると覚束ない。
昔々、ラブレターらしきものを書いたことはあったかな!
