
こぎつねキッコ うんどうかいのまき/松野正子・文 梶山俊夫・絵/童心社/1989年
子ども十人、先生一人、お部屋がひとつの山の幼稚園の運動会。旗がはりめぐらされ、花火のはじまりの音。
おとうさん、おばあちゃん、おうちのひともあつまってきました。
かけっこ、たまいれ、つなひき、だるまきょうそう、そしてお弁当のあとは、くまやおうさま、おひめさま、おうじさま、あかおに、あおおに、こぶじいさん・・と仮装行列。
裏山に住んでいた、こぎつねのキッコは、楽しんで運動会のようすをみていましたが、仮装行列ならばれないだろうと、おかあさんがキッコをおんぶして行列の一番うしろにつきました。
運動会が終わって、みんな何になったか、くちぐちに いいましたが きつねはだれもこたえません。
みんなは首をかしげましたが、多分本物だった「また あそびに おいで」と、歌いながら山の幼稚園をおりていきました。
一緒に楽しみたいと思っていたキッコに、おかあさんがとびっきりの贈り物をしました。
コロナの影響で、今年の幼稚園・保育園運動会はどうなるでしょうか? 保護者の不参加も考えられるのでしょうか。
