どんぴんからりん

昔話、絵本、創作(短編)などを紹介しています。

絵本(いろいろ)

かーかん、はあい 子どもと本と私・・俵万智さんのエッセイ

かーかん、はあい/子どもと本と私/俵万智/朝日新聞出版/2008年 ほかのかたがおすすめする絵本に、どんなものがあるかと思って探していたときに見つけた俵さんのエッセイ。 2歳から4歳までの息子さんの子育ての期間中に、一緒に読んだ絵本のことを朝日新聞…

原爆が投下された日に

原爆投下からハ十年。 八時十五分鐘の音ともに黙とう。 関係する何冊かの絵本を読んでいました。 もっと読んでいてもおかしくはないのですが、がっかりでした・・・。

世界一貧しい大統領のご冥福をお祈りします

ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカが亡くなった(89歳)といいます。 「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」の絵本を見て、こんなすばらしい大統領がいることをしりました。 大きな国の指導者の動向はよく報道されますが、まったく知らない人でした。こ…

大人だって、絵本!

大人だって、絵本!/上田絵里/東京図書出版/2009年 サブタイトルの「大人だって楽しむ絵本の世界」にひかれて読みました。 絵本=子ども という印象が強いのですが、年齢に関係なく楽しめるのが絵本。 出版社や絵本を紹介するものに、対象年齢が書かれている…

おとなと絵本

少し前のNHK朝の番組で、絵本のことをとりあげていました。 絵本の出版は、年間2000冊をこえているといいいますから、まずは数多くの絵本に出会うきっかけが必要ですが、書店の絵本コーナーはかぎられており、書店の担当者次第で並べられる数も限られそうで…

絵本による街づくり

人口減少に悩む全国の自治体で、工夫を凝らした街づくりがすすめられていますが、絵本がどのように位置づけられるのか興味がありました。 滋賀県の高島市では、NPO法人絵本による街づくりの会が活動していました。 絵本を通して「こどもの笑顔があふれる街に…

絵本カフェ・・埼玉編

絵本を読む場所といえば、家庭、保育園、幼稚園、小学校、図書館が中心でしょうか。 これとは別に、少ないですが、街なかにあるのが、絵本カフェ。 お茶を飲みながら、食事をしながら絵本に親しめる場所。イベントも開催されていますし、同じ子育て中の人と…

絵本のかたち

いろいろな絵本にであって驚くのは、おなじような作りにならないこと。 <絵本を開く> 右からと左からページをめくる二種類。これだけでなく巻物風は広げていきます。文字が縦書きなのが右から、横書きなのは左からというのは目線を考慮したものか。外国の…

どんな絵本がよまれてる?

どんな絵本が読まれているのか、ウィキペディアにのっている累計販売数200万部以上のものを現在の時点でみてみました。2000年以降は一点だけ。2008年発行の<だるまさんが かがくいひろし>が257万部とあり、単純計算で年間20万部以上。それ以外は長い年月を…

絵本を読む・・病院の中で

病院の中。 どうやら、お母さんの出産で、パパ、3歳ぐらいの男の子、おじいさん、おばあさんがきていました。 男の子はママに手紙をもってきたようでした。 待合の時間にパパが絵本を読んでいたのですが、そのときの子どもの反応が印象に残りました。 パパ…

江戸の子どもの絵本

江戸の子どもの絵本/叢の会編/2019年 江戸時代中期頃の上方絵本と江戸で出版された草又紙から、桃太郎、かちかち山(兎大手柄)、金太郎(きんときおさなだち)、寺子短歌の四編が、木版刷りの絵とともに紹介されています。 「桃太郎」 (桃がながれてくる場…