どんぴんからりん

昔話、絵本、創作(短編)などを紹介しています。

せなけいこ

まーるい まーるい

まーるい まーるい/せな けいこ/金の星社/2021年 マル、サンカク、シカクで、子どもたちが真っ先に覚えるのはマルという作者の指摘。いわれてはじめて、そうか~ 着目点に気がつくのが、おそーい と、反省。 広い砂浜にあらわれた まーるいもの。たこさん。 …

いらっしゃい

いらっしゃい/せな けいこ/童心社/2019年 こどものお店屋さん。 ”いらっしゃい”の掛け声とともに、商品がならび、”まいどあり”と 威勢のいい声が聞こえてくるかのようです。 八百屋、魚屋さんはハチマキ、洋服屋、おかしやさんが おでむかへ。 お店屋さんに…

さんぞうほうしの かえりみち

さんぞうほうしの かえりみち/せな けいこ/金の星社/2024年 三蔵法師の一行が、艱難辛苦の末、お釈迦様からたくさんのお経をいただいて、大きな川まできたとき、かめが でむかえてくれました。一行が、かめのせなかにのってもうすこしで、岸につくというとき…

はみがきさん

はみがきさん/せな けいこ/ポプラ社/2013年初版 朝、お日さまでるときに、はみがきさんがやってきて、みんなの歯を磨きます。 はぶらしで、ライオンさんも、うさぎさんも、しゅっ しゅっ しゅっ 泣いているのは、虫歯のワニさん。はみがきさんは、応急手当?…

うさぎちゃん スキーへいく

うさぎちゃん スキーへいく/せな けいこ/金の星社/2002年 お留守番のはずのうさぎちゃん、そんなのいやだよと、飼い主のリュックサックにもぐりこんでスキー旅行についていきました。 道中ちょと長いので、リュックサックのお菓子を全部食べちゃった。 ウェ…

ちいさなおばけ

ちいさなおばけ/作・画 瀬名恵子/教育画劇/1980年(8画面) 森の中で泣いているうさぎちゃんをみたおばけが、十五夜だからとすすきをかざりました。するとうさぎちゃんは、だんごがなくちゃいやだ!とまた泣きました。 おばけが、おだんごにばけたのはよかっ…

たぬきのおもち

たぬきのおもち/せな けいこ/金の星社/2018年 瀬名さんの絵本としては、やや大きめ。 雪の日、うさぎさんの家で、おもちを食べているのをみて、すきをみておもちをたべてしまったたぬき。 もどってきたうさぎさんをみて、おおきなおもちに ばけたたぬき。ぷ…

ゆうれいのたまご

ゆうれいのたまご/せな けいこ/童心社/1992年 大きな木の下に、へんな たまごが みっつ。 赤いたまごが ぴちんと われて 小さな赤い手がでてきて、でてきたのは ちいさな かみなりの こども。 あおいたまごからは、あしがでて おもてにかけだすと 小川に ぽ…

まほうつかいとねこ

まほうつかいとねこ/せな けいこ/すずき出版/1995年初出 満月の晩の魔法使いの集まりは、ほうきに くろねこをのせて とんでいくのが ルール。 くろねこのいない魔法使いは、ねこ募集の張り紙を出しました。 ある雪の日、やってきたのは、寒さに震え、おなか…

おばけいしゃ

おばけいしゃ/せなけいこ/童心社/2017年 天狗の長い鼻を包帯で巻いているお医者さん。天狗に何があったのか気になる表紙。 いたってひまなお医者さんのところにやってきたのは一つ目小僧。目が痛いというので目玉に薬をつけてまどのところでかわかしていると…

うさぎの まじっく

うさぎのまじっく/せな けいこ:作・絵/鈴木出版/1993年 手品師のおじさんの帽子から あらわれるうさぎですが、いつも耳を引っ張ってだされ痛いし、ほめられるのもおじさんだけ。 そこで、うさぎはマジックの本を毎晩勉強して、いつものように帽子からでる…

たぬきのともだち

たぬきのともだち/せなけいこ:作・絵/鈴木出版/2019年 たぬきのたぬきち、きょうは学校で”かさおばけ”にばける勉強です。 はい、いち、にい、さん あれっ?どうやら、たぬきちだけは、うまくいきませんでした。 とほほ たぬき学校にも宿題があるとは‼ いえ…

くずかごおばけ

くずかごおばけ/作・絵:せな けいこ/童心社/2017年 くずかごから黒ーい手が ニューとのびてきて、くずかごにひきこまれてしまった女の子。 女の子がポイポイすてた人形、おだんご、おさかな、ちょうちん、せんす、ふでなどのおばけが、「すてたのは、だれだ…

ルルちゃんのくつした

ルルちゃんのくつした/せな けいこ/福音館書店/1972年 ルルちゃん、おひるねしたとき、ぬいだままのくつしたが片方みつからなくて、先生やみんなにきいてもわからなくてしょんぼり。 うさぎさんの耳、わんこの首、ねこちゃんのしっぽ、ぞうさんのマスクかな…

おつきみおばけ

おつきみおばけ/せな けいこ/ポプラ社/2015年 こわそうで、どこかあいきょうのあるせなさんのおばけ。 森の中でだれかが泣いています。 「あーん あーん、ママが いないよー。あーん あーん」 ちいさなおばけがいってみると、うさぎちゃんがないています。 …

おばけなんてないさ

おばけなんてないさ/作・絵:せな けいこ/ポプラ社/2009年 歌が先にあって、絵本があるかと思って調べたら、やっぱりありました。 ♪おばけなんて ないさ おばけなんて うそさ と歌っていると 「こわいおばけがでるぞ」といっても、「こわくないよ」と、切り…

おばけのこもりうた

おばけのこもりうた/作・絵:せな けいこ/童心社/2003年 こどもたちにせがまれて、おばあちゃんが、おばけのこもり歌を歌います。 一から十まで、ちょっと古風なおばけが多いかな?。 ふなゆうれい、いったんもんめ、やまうば、とっくりおばけ このうちひと…

ドラキュラーってこわいの?

ドラキュラーってこわいの?/作・絵:せな けいこ:作・絵/小峰書店/2008年 ワインを血と間違えて飲んで眠ったドラキュラーが、うさぎに風船にとじこめられ、いったさきは雷の子がいる雲の上。 ドのつくものなら、ドロップ、ドラヤキ、ドーナッツ・・・。 き…

まじょまつりにいこう

まじょまつりにいこう/作・絵:せな けいこ/ポプラ社/2007年 燃え上がるたき火のまわりで踊っているの魔女のシルエットとネコのシルエットが印象的です。 魔女祭りに招待されていたのはねこだけ。ウサギがどうしても行きたいというので、変装してでかけます…

およげないさかな

およげないさかな/作・絵 せな けいこ/ポプラ社/2015年初版 この時期でも水泳の競技会があって、200m平泳ぎでは世界新記録! たくさんのさかなのこどもがうまれたけれど、およげない魚。 しかたがないからはっていくと、浮き輪をもった男の子にあって、およ…

ろくろっくび

ろくろっくび/せな けいこ/童心社/1995年初版 おはなちゃんが隣に引っ越してきて、二階の窓から「あそびましょー」 よくみると首がスルッーと伸びています。 柿をとるのもらくちん。 おもしろいからもっとのばしてみせてというと、おれよあれよというまに、…

どろどろ

どろどろ/作・絵:せな けいこ/ポプラ社/2006年初版 言葉に興味をもちはじめた時期に、「ど」のつくものなーにと聞いて、どんな答えがかえってくるか想像したら楽しみ。 やはりどろぼうか。でも小さい子にはむずかしいかも。 ドレミのド。 どろっぷのど、ど…

ドラキュラーってこわいの?

ドラキュラーってこわいの?/せな けいこ・作/小峰書店/2008年初版 血とまちがって、ワインを飲んでしまい、びんの中で眠ってしまったドラキュラー。いつまた目が覚めるかわからないので、うさぎの兄弟はびんごと大きな風船につけて飛ばしてしまいます。 風…

ゆきだるまのあたま

ゆきだるまのあたま/黒田かおる・作 せなけいこ・絵/金の星社/2008年初版 絵本も、文と絵が別々の人、絵も文も一人のものがあったりするなかで、この絵本は母と娘の合作といいます。 おひるごはんを食べにいった男の子がつくっていた雪だるまには頭がありま…