絵本(日本)
おおきな おおきな おいも/赤羽末吉:作絵/福音館書店/1972年 楽しみにしていたいもほり遠足が、雨で、一週間延期になりました。 つまんない つまんない 先生から、1つ ねると むくっと おおきくなって 2つ ねると むくっ むくって おおきくなって 3つ ねる…
ぼくは あるいた まっすぐ まっすぐ/マーガレット・ワイズ・ブラウン・作 坪井郁美・文 林明子・絵/ペンギン社/1984年 マーガレット・ワイズ・ブラウンの短編(1944年!)を、日本人コンビが絵本にしたもの。 おばあちゃんからでんわが。 ひとりでおいでとい…
チリとチリリ さくらのおはなし/どい かや/アリス館/2025年 ののはながさきはじめたころ チリとチリリが 自転車に乗っていくと、おおきな桜の木があって、「本日 お花見 最終日」の看板。 桜の木のそばには、キッチンカー。チリは、さくらアイスとさくらんぼ…
て/外村節子/福音館書店/2024年第2刷 一家六人の手(おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん、いもうと、ぼく)が 大きく描かれています。 囲碁をするおじいちゃんの手、編み物をするおばあちゃんの手は、年輪を感じます。 手指の関節が強調さ…
ねずみくんとチョコレート/作・なかえ よしを 絵・上野紀子/ポプラ社/2024年 ねずみくんの絵本シリーズの42冊目。 いつものように、背景が白で、ねずみくんがちょこっと描かれています。 ねみちゃんがチョコレートをつくってくれるというので、ねずみくんが …
ゆきが やんだら/酒井駒子/Gakken/2024年新装版 ある朝、「もう少し寝てていいよ。」とママの声。園バスが動かないから、園はお休み。 お昼を食べても、おやつになっても、雪はやまず、ママは買い物もやめ、親子で遊ぶ一日。 飛行機も飛べず、パパも帰ってくる…
ふゆのあとには はるがきます/文・石井睦美 絵・あべ弘士/アリス/館2023年 「あ、ゆきむし」「ゆきのきせつに なるわね」 ゆきむしが とんで、幾日かすると雪がふりはじめました。雪が一日中降り続くと、街も森も 白く冷たい 綿ぼうしでおおわれていました。…
よかったなあ/詩・まど・みちお 絵・あずみ虫/理論社/2024年 よかったなあ 草や木が どんなところにも いてくれて 鳥や けものや 虫や 人 何が訪ねるのをでも そこに動かないで まっていてくれて 草や木への賛歌でしょうか。 詩にはないのですが、木の実が、…
おおきなありがとう/きたむら えり・文 片山健・絵/福音館書店/2012年こどものとも うさぎが、かわうそにあうと、「ありがとう」には、ちっちゃな ありがとうと おっきなありがとうがあるといわれ、森の中のいきものに、ちいさなありがとうか おおきなありが…
だるまちゃんしんぶん/加古里子/福音館書店/2016年 本文は、”「だるしん」へんしゅうちょう だるまちゃん”のご挨拶と、記事の紹介の2ページだけ。袋を開けると、春、夏、秋、冬号の4枚の手作りの新聞がはいっています。 まずは、斬新なスタイルにびっくり…
おらは うーたん/たしろ ちさと/文研出版/2024年 オランウータンのうーたん。お母さんが、買い物にいって ひとりでお留守番。 うーたんは、おもちゃを全部出して あそび、へやは おもちゃだらけ。 お風呂で水をじゃじゃだして 遊び 台所から 食べられるもの…
ゆきの よあけ/いまむら あしこ・文 あべ弘士・絵/童心社/2012年 凍りつく寒さの しずまりかえった夜の森に、のうさぎの子が ひとりぼっちで雪の巣穴にうずくまっていました。 かあさんとは、恐ろしいキツネに襲われて逃げた夏のあの日から、ずっと離れたま…
おらは おおきな オランウータン/たけがみ たえ・作絵 久世濃子・監修/あかね書房/2024年 おらは ほっぺたがでっぱったオス。でぱったほっぺは、だれでもなれるわけではないんだ。このあたりで いちばん つよい オスだけだ。 メスにモテモテになるのはいいけ…
えほんよんで どこへいきたい?/服部千春・作 こしがわ かおり・絵/岩崎書店/2024年 モモはおかあさんのおひざで絵本を読んでもらうのが大すき。おかあさんが「さあ、きょうは、どこへいきたい?」というと、絵本の時間。 「くもに はしごでのぼる」「つきで…
はりねずみくんの かくれんぼ/はらだ よしこ/講談社/2024年 かくれんぼしているとき、居場所がわからくなって、いっしょに遊んでいたうさぎとりすくんを 大声で よびますが、へんじがありません。 こころぼそくなったはりねずみを たすけてくれたのは? なか…
日本にいたゾウ/大島英太郎:文絵/福音館書店/2024年/たくさんのふしぎ477号 「日本にいたゾウ」のタイトル。え! 日本にゾウ? 考えてみると、大昔、日本は大陸とつながっていたので、ゾウの化石が見つかってもおかしくはない思いましたが・・ 1900万年前・…
がいとうの ひっこし/山田彩央里・作 山田和明・絵/イマジネーション・プラス/2024年 今ではやや古めかしく、あちこちでじゃまものあつかいの街灯が、居場所を探していきますが、なかなか居場所が見つかりません。 街をあちこちあるき、ようやくさびれた暗い…
なきむし/みやにし たつや/ポプラ社/2024年 いつもといっしょに遊びたがる妹。 ぼくが ともだちのたかしくんのいえに あそびにいこうとしたら 妹が「わたしも つれてって」 ぼくが かいじゅうの おもちゃで あそんでいたら 妹が、「ままごとしよう」 あめふ…
トムとモモ/みやこしあきこ/月間絵本こどものとも825号/福音館書店/2024年12月 動物が擬人化されています。 ウサギのトム一家は、すこしまえにマンションにひっこしてきました。近くにはモモがすんでいましたが、まだあったことはありません。 トムがシャボ…
げんきをだしていこう! のおまじない/西平あかね/大日本図書/2023年 はずかしいとき すいとうのおちゃが こぼれて ふくが ぬれちゃったとき いやなきぶんのとき こんなとき とっときの おまじない ほっとけ、ほっとけ、ほっとけーきの ふとんが ふっとんだ…
おはよう/及川賢治/講談社/2024年 縦型の絵本で、顔が横に描かれているので、横に見ていくかと思うと、縦に展開します。 絵本を読んでくれていたお父さんが、いつのまにか寝てしまい、ぼうやはお父さんを観察したり、天井をみたり、よこむきに窓を見たり、な…
ギアナ・夜間飛行/あべ弘士/のら書店/2024年 でだしは、赤道直下・ギアナ高地にあるR山のいいつたえ。 「朝、雨つぶがあつまり、谷川をつくり、大きな川になり、竜になり、天空の山へとのぼる。そして、満天の星のもと、光る子たちが小走りにあらわれ、光る…
くびが にゅーっと のびました/きくち ちき/理論社/2024年 かめが なかよしの ぞうに 歌を聞かせました。なかなか 歌わなかったかめが、歌い終わると どうだった?ときくと、かめのくびが にゅーっと のび、ぞうのはなも にゅーっと のびました。 うしにいと…
いたずらのすきな けんちくか/原作・安藤忠雄 はたこうしろう・絵/小学館/2020年 建築家安藤忠雄氏が設計し、大阪市に寄贈した2020年7月オープンの大阪「こども本の森 中之島」が舞台。 小学生の兄と妹が、安藤さんらしき人に案内され、こども本の森を探検…
おかお あらうの みーせてもりと/いずみ・作 きくちちき・絵/講談社/2024年 かえるさん、あらいぐまさん、ねずみさん、ぞうさんに、「おかお あらうの みーせて」というと、みんな ぱっしゃー。 女の子も ぱしゃー できたー! 幼児のころ、洗顔するというの…
とんだ とんだ はっぱが とんだ/澤口たまみ・文 降矢なな・絵/こどものとも年少版572号/福音館書店/2024年11月 桜、柿、梅の葉が散って 掃除するそばから 道端には枯葉が ちらばっている今日この頃。これまでで平均気温が一番高いといってもやはり落ち葉を見…
みち/三浦太郎/あすなろ書房/2022年 ほとんど白地の背景の真ん中にオレンジ色の一本の線。二人の子があるいていきます。 坂道、下り道、長い長い道、曲がりくねった道。 寒い日もあれば暑い日も。 子どもにはちょっとものたりないのかもしれません。 ただ、…
ぼくのたからもの/鈴木まもる/アリス館/2015年 小学1年生のジュンくんが、ある日、2階の窓の近くにメジロが巣を作っているのを見つけました。 メジロが、みどりのコケを 白い糸みたいなもので、ひっかけています。お父さんがクモの巣からとってきた糸だと…
めん たべよう/小西英子/福音館書店/2018年 うどんからはじまって、スパゲッテイ、そば、ラーメンと、麺尽くし。 うどんは、きつねうどん、なべやきうどん、おろしうどん、わかめうどん、にくうどん、カレーうどん スパゲッティは、ナポリタン、ミートソース…
パン どうぞ/彦坂有紀 もりと いずみ/講談社/2014年 「○○ どうぞ」のあとに、パンの絵 そして、ぱくっ! ぱくぱく 出てくるパンは あんパン ロールパン ジャムパン クリームパン ・・・・ ハンバーグもでてきますよ! 木版画で表現されているパンが、ほんと…