
100このたまご/作・ももろ/マイクロマガジン社/2025年
ネズミのモリーのレストランは、美味しいたまご料理が食べられると評判のお店。
ある日モリーのお店のドアの前に 100個の卵がおかれていて、そこに、たまごをぜんぶつかって 料理をつくってほしいという、星の王さまの お願いの手紙がはいっていました。
モリーは、お店を 臨時休業にして、料理をはじめました。
二こで たまごやき。
スクランブルエッグで 二こ
ポテトサラダで 二こ
たまごグラタンで 一こ
たまごサンドで 二こ
オムライスで 三こ
てんしんはんで 四こ
100こですから まだまだ料理はつづきます。
絵の下の10この箱に、おのおの10個づつのたまご。たまごが だんだんなくなる仕掛け。
それにしても、たまごをつかった料理の おおいこと おおいこと。
たまごをつかった料理を つぎつぎに つくりましたが、五十このところで、まちきれなくなった王さまが もうきてしまいました。
そこで、五十このたまごを つかった おおきなおおきなプリンを もりのともだちにてつだってもらい、つくります。
星の王さまが 食べているのは こんぺいとうばかり。おおきなプリンに、こんぺいとうをのせて、みんな 大満足。
料理の お題は 星の金貨。
王さま ニコニコになったので、星たちも まえよりもっと キラキラ ひかっています。
おいしそうな たまご料理、かわいい動物たち。しあわせいっぱいの絵本です。
