
よるのねこ/ダーロフ・イプカー作絵/光吉夏弥・訳/大日本図書/1988年
もうそんなに驚く絵本がないとおもっていたら、こんな展開をする絵本もあるというのを再認識。
真っ黒な夜のあとには、あざやかな色彩の絵が、交互につづきます。
黒の絵では、何が見えるのでしょうか?と、問いかけ、次のページには、色鮮やかな風景。
色鮮やかな風景は、夜散歩する猫の目に映る風景でした。
猫が、夜の花畑、鶏小屋、納屋、牧場、野菜畑、森を散歩しているうちに朝。
ちょうどミルクの朝ご飯にまにあいました。
花畑には蝶のシルエット、牧場には、牛と馬のシルエット、野菜畑にはうさぎのシルエットなどもあって、クイズ形式でも楽しめます。
原著は1969年の発行。
